重心児・医療的ケア児に専門支援を
子どもリハビリセンターIllumination(イルミネーション)です。
私たちは、重心型児童発達支援・放課後等デイサービスという公的サービスにて、専門な小児リハビリと医療的ケアをご提案します。
理学療法士の上位資格を取得した認定理学療法士や呼吸分野専門資格である3学会合同呼吸療法認定士、イタリア医師より発達支援を学んできた作業療法士、医療的ケアに関する経験が豊富な看護師、児童発達支援を専門的に修学してきた保育士などによる専門性の高い支援です。
なぜ、私たちが専門性がこだわるか。
それは、子ども達の未来を真剣に考えているからです。
子ども達に必要な視点。
子ども達の身体の状態は、脳神経疾患による手足の麻痺や呼吸器・循環器機能の改善に必要な視点は、多岐にわたります。
発達科学を基本として、脳神経系やバイオメカニクス、呼吸循環療法、足病医学など様々です。
特に、私たちは脳神経系の視点は重要だと考えています。
そもそも発達とは、ニューラルネットワーク(脳から全身にわたる神経のネットワーク網)の構築が軸となります。
出生後、子ども達は親から頭の挙げ方や四つ這いの方法、さらに歩き方など指示されなくても勝手に成長発達します。
これは、重力や環境などの影響を受け、全身の感覚や経験が脳の活動性を高め、子ども達が意識しなくても成長発達する為です。
これらを専門的に、自己組織化といいます。
この自己組織化の視点はとても重要なんです。
特に、脳や脊髄、呼吸器のご病気をされたお子さん達には大切な視点となります。
手足が麻痺をしてしまった状態は、脳内のニューラルネットワークが障害を受けたと考えられます。
しかし、障害を受けても子ども達の脳は今もどんどん回復しようと、新たな回復の為のネットワークを構築する為に頑張っています。
これらのニューラルネットワークの構築は自己組織化の視点と専門的な支援がとても重要なんです。
一方残念なことに、頑張ってネットワークを構築しようとしているのに、間違った支援を行ってしまうとそれらを学習してしまうことがあります。
いわゆる、誤学習です。
誤学習をしてしまった後、改善する為にはとても時間を要します。
だからこそ、最初から適切な支援、適切なリハビリが重要なんです。
私たち、Illuminationのスタッフは、熊本で唯一自己組織化に対する専門的な資格を取得したスタッフが在席し、スタッフ全員が自己組織化について修学しています。
専門的な支援で子ども達の未来を変える。
読んで頂いたように、子どもたちの身体は今なお発達しようと、そして回復しようと頑張っています。
その支援を私たちIlluminationにお手伝わせて頂きたいと考えています。
今まで、それぞれのスタッフが、医療機関や発達支援事業所などに所属し日々研鑽してまいりました。
そして、このIlluminationに集まり子ども達の未来を真剣に創造します。
またこれからも、最新の論文や学会などのデータをもとに適切な支援を行えるように、私たちは研鑽してまいります。
開所は2023年7月です。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
どうぞ、よろしくお願いします。
子どもリハビリセンターIllumination
スタッフ一同