みなさんこんにちは。
2024年1月27日に当事業所の保護者様の横の繋がりを目的としたコミュニティconnectを開催しました。
もともと、子どもリハビリセンターIlluminationは、
#お預かりではなく、専門的な支援をして欲しい。
#専門的な小児リハビリを受けさせてあげたい。
#安心・安全な医療的ケアを受けさせてあげたい。
など、保護者様のご意見に耳を傾けスタートしました。
そんな私たちが今度は、『同じ悩みを持つ私とアナタをつなぐコミュニティ』を目的につくったコミュニティがコネクトです。
①小児リハビリに関するエビデンスに基づく支援について
まずは、当事業所代表で理学療法士の平川から、小児リハビリテーションの内容の説明をさせて頂きました。
エビデンスに基づく支援とは、科学的な根拠やデータに基づいて、効果的なリハビリテーションを提供することです。
当事業所には、脳神経分野や呼吸・循環領域、また発達分野での専門資格を取得した理学療法士と作業療法士が所属しており、小児リハビリテーションをご提案しています。
2013年にIona Novak博士が医学エビデンスをまとめたシステマティックレビューを発表しました。その論文には、『効果的なリハビリテーション』と『行わない方が良いリハビリテーション』がまとめられています。その中には、熊本では一般的とされている小児リハビリや発達支援が行わない方が良いとされていることもあります。さらに、世界中の医学論文が集められたcan childの情報などを元に、子ども達にとって適切なリハビリテーションや発達支援についてご参加頂いた保護者様に説明をさせて頂きました。
子ども達の1日は大切な1日です。この1日で未来が大きく変わります。
だからこそ、私たちは今後も専門的に支援を行っていきます。
②アンケートに基づく『先輩ママに聞いた入園・入学について』
次に、管理者の伊藤から、アンケートに基づく『先輩ママに聞いた入園・入学について』の話をさせて頂きました。
ご利用中の保護者様やSNSでご協力頂ける、すでに入園・入学を経験された保護者様にアンケートを実施し、その結果をまとめたものを紹介しました。
アンケートでは、入園・入学に向けての準備の時期や対策、保護者と学校や事業所との連携や相談、お子様の様子や成長などについての回答が得られました。
また、参加して頂いた保護者様間でもご自身の経験を話して頂いたり、スタッフの入園・入学支援の経験なども話をさせて頂き、アドバイスやメッセージを参加者全員で共有しました。
参加者の皆様からは、入園・入学に関する不安や期待、質問や相談などが多く寄せられ、本当に良い時間だったと思います。
③小児リハビリ × Gamification
最後に、代表の平川から、Illuminationの新しい取り組みであるGamification × 小児リハビリについての紹介を行いました。
Gamificationとは、ゲームの要素や仕組みを活用して、子ども達の意欲やリハビリおよび学習の効果を高めることです。
遊びを目的にゲームを行うことではありません。
手の使い方や歩き方、また社会性や言語発達などの目的に応じてゲームを活用した支援を行うことです。
小児リハビリを行った後に活動としてGamificationを応用することで、小児リハビリの効果を最大化させることができると考えています。
小児リハビリ×Gamificationは、世界的に良好な効果が報告されています。
しかし、熊本に関しては医療機関も含めて実際に行っている施設はないので、私たちも楽しみにしていますし、保護者様と連携を図りながら、一人ひとりの身体状態や精神状態に合わせて評価しつつ取り組んでまいります。
④まとめ
今回のコミュニティconnectでは、参加者の皆様とお菓子を食べながら楽しく情報共有を行いました。
また、参加者の皆様同士で連絡先交換などを行われ、私たちも嬉しく思っています。
入園・入学を経験された保護者様からの適切なアドバイスやスタッフの経験に基づく情報共有などもできました。
次回は、また保護者様のお悩みを中心にテーマを選定して開催したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!