こんにちは。子どもリハビリセンターIlluminationです。
私たちは事業所での療育のほかに、「子どものことがちょっと気になるけど、誰に聞けばいいか分からない」というお父さん・お母さんのもとへ出向く活動もしています。
その活動が、地域の子育てコミュニティ「welleap(ウェリープ)」です。子どもの発達のこと、子育てのこと、福祉サービスのこと。普段なかなか聞けないお悩みに、私たちが地域に出向いて直接お答えしています。
今回は、八代市で子どもの発達に悩みを抱えている保護者さんが多いとのお声をいただき、代表の平川と管理者の伊藤で熊本県八代市へ行ってきました。
当日の様子
当日は、家族連れを中心に32名の方が来てくれました。ほとんどがご夫婦とお子さんでの参加で、畳の上にお子さんを遊ばせながら、リラックスした雰囲気の中でお話しさせていただきました。
お伝えした内容は、大きく3つです。

① 子どもの発達について
SNSや育児書でよく見かける発達の情報、実は約100年前の理論がもとになっていることがあります。今の発達科学では、子どもの発達の捉え方がかなりアップデートされています。
「大人が順番に教え込む」のではなく、子ども自身が「やりたい!」と感じたときに、自分から動く中で発達は育っていく。だから、大人が頑張って教え込まなくても大丈夫。子どもが自分から動きたくなるような環境をつくることが大事だよ、というお話をしました。
これは私たちがIlluminationの療育で日々大切にしている考え方でもあります。

② おうちの環境づくり「育住」
家庭の中の環境を少しだけ見直すことで、子どもの「やりたい」を引き出せるというお話です。
たとえば、全部をフラットにするのではなく小さな段差を残してみる。おもちゃの置き場所に高低差をつけてみる。ちょっとした工夫で、子どもが自分から動く機会をつくれます。
帰ってすぐにできることばかりなので、「今日から試してみます!」という声をたくさんいただきました。
③ 子どもの足と靴選び「足育」
いちばん盛り上がったのがこのパートでした。
子どもの足は大人の足とは全然違って、骨の多くがまだ軟骨のまま。だから靴選びがとても大事なんです。会場にはいろんなメーカーの子ども靴を並べて、実際に手に取りながら選び方のポイントを体験してもらいました。
終わった後もみなさん靴を手に取って、「これとこれはどう違うんですか?」「うちの子にはどっちがいいですか?」と質問が止まらなくて。うれしかったです。

参加してくれた方の声
「力を抜いて子育てしていいんだと思えました」
「帰ったらすぐに部屋の配置を見直します」
「子どもの”困った行動”が”伸びたいサイン”だと知って、見方が変わりました」
「靴選びがこんなに大事だったとは…!」
「いろんなメーカーの靴を触って比較できたのが楽しかったです」
鹿児島から専門職の方も来てくれました
今回うれしかったのが、鹿児島県で児童発達支援に携わっている専門職の方がおひとりで参加してくれたこと。保護者さんだけでなく、理学療法士・作業療法士・教師・保育士など5名の専門職も来てくれました。
「専門職としても学びが多く、とても有意義な時間でした」と言っていただけて、私たちにとっても大きな励みになりました。
事業所の外に出ること
Illuminationは普段、事業所の中で子どもたちの療育を行っています。
でも、事業所の中にいるだけでは届かない声がある。
「うちの子、ちょっと気になるけど、どこに相談すればいいんだろう」
「福祉サービスって何があるの?」
そう感じながら、ひとりで抱え込んでいる保護者さんがたくさんいることを、この活動を通じて改めて実感しています。
だから私たちは、事業所を飛び出して地域に出ます。
2025年に熊本市で初開催し、今回の八代市で2回目。これからも、子どもの発達に悩む保護者さんがいる場所へ、出向いていきたいと思っています。
イベント概要
| イベント名 | welleap 子どものやりたいが、発達を育む! |
| 開催日 | 2026年3月15日(日)10:00〜12:00 |
| 会場 | 熊本県八代市 大田郷コミュニティセンター |
| 参加者 | 32名(家族連れ中心、専門職5名を含む) |
| スタッフ | 理学療法士 平川晋也(代表)/ 作業療法士 伊藤恵梨(管理者) |
welleap(ウェリープ)について
welleapは、Illuminationの理学療法士・作業療法士が事業所の外に出て、地域の保護者さんのもとへ直接出向く活動です。子どもの発達や子育てに関するお悩みに、最新の発達科学に基づいてお答えしています。
welleap 公式サイト →

