🏠 第3回 子どもフェス「育住 ― 子どもの発達を中心に考える部屋と家づくり」開催レポート

2025年10月19日、子どもリハビリセンター Illumination主催で「子どもフェス」を開催しました🌿

今回のテーマは、「育住(いくじゅう)」
もともと建築業界には「住育(じゅういく)」という言葉がありますが、
私たちはそこに“子どもたちの発達”という視点を加え、
**「育てることを中心に暮らしを再構築する」**という意味で“育住”と名付けました。


目次

🌸 家は、子どもの発達を育む“第2の教室”

家は、ただ過ごす場所ではなく、子どもたちの身体と心を育む大切な環境です。

床の硬さ、家具の高さ、光の入り方、ちょっとした狭さや余白。

その一つひとつが、子どもたちの「気づき」や「挑戦する気持ち」を生み、結果的に発達へとつながっていきます。

育住は、“家を建てること”を目的にするのではなく、子どもたちの自発性を育む小さな発見を暮らしの中にちりばめていくことを大切にしています。


🏡 当日は、県外からも参加者が!

当日は熊本だけでなく、県外からもたくさんの方がご参加くださり、定員を超える人数での開催となりました✨

「ベッドの硬さが発達にどう影響するのか?」
「床の反力って何?」

そんな身近なテーマを通して、子どもたちの身体発達と住環境の関係を体験的に学ぶ時間になりました。

会場では多くの質問や気づきが飛び交い、“発達”を一緒に考えるあたたかな空気に包まれていました。
「家の見方が変わった」「帰ったら家具を動かしてみたい」
そんな声もたくさんいただきました🌸


🌱 保護者は、いちばん身近な環境デザイナー

子どもたちの発達にとって、いちばん大切なのは保護者さん。

だからこそ、保護者の皆さんこそが子どもにとっての“環境デザイナー”です。

高価な家具や特別な遊具がなくても、ほんの少しの工夫や視点の変化で
子どもたちの「動きたい」「やってみたい」を引き出すことができます。


最後に

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回の「育住」を通して、家の中にある“発達のヒント”を一緒に見つけられたことを嬉しく思います。

そして、次回の子どもフェスではまた新しいテーマで、「子どもたちの発達と暮らし」を一緒に考えていけたらと思います。

子どもリハビリセンター Illumination は、これからも“子ども達と保護者さんを中心に”活動を続けていきます🌿

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